転職を成功させる

転職のホンネを探る 天職ぱんだ

転職にまつわるホンネと現実(建前)を探ります。大手の転職支援サイトではタブーとされたアンケート調査やホンネと建前を比べた転職ノウハウ集などを公開。ホンネを知るとあなたの転職力がグッと高くなる?!

6.転職時に気になる“スカウト”とは?

エントリーシートを提出したら面接準備、そして面接……と。転職活動中は慌ただしい日々が続きます。ましてや面接も一次を通過すると二次、三次…と続きますから、複数の企業を同時にかけもちして受けている場合は、現状を把握するだけで精一杯。
「今受けている企業が不採用だった時のために、新たな企業を探しておこう……」という気持ちの余裕さえ持てない、というのが本音でしょう。

そういう時に活用したいのが、「スカウト」というシステムです。スカウトとは、「リクナビ」や「マイナビ」などの就職情報サイトであなたの経歴を企業に向けて公開すると、それに興味を持った企業が向うから連絡をくれるというシステム。匿名で公開され個人名が公表されることはありませんから、女性でも安心。ほとんどのサイトが無料で使用することができます。スカウトを自己応募と並行して活用し、よりスムーズに転職活動を進めましょう。

なかでも、これまでのキャリアの中で積み上げたスキルがあると有利です。職種別に見ると、以下のような傾向が見られます。

○営業職であれば、
語学力やマネージャー経験を持つ人は、比較的スカウトされる可能性が高いようです。

○事務系であれば、
企業で働く公認会計士「組織内会計士」は圧倒的に有利な資格です。しかし資格がなくとも、国際会計基準の経験を持っている人は今後需要度が増す可能性も。日本会計基準から国際会計基準へ移行する動きの中で、今後活躍の場が一層広がりそうです。

○エンジニアであれば
ITエンジニアに関しては、プロジェクトを引っ張れるリーダー経験者が人気を集めています。また、電気・電子・機械系エンジニアはハイブリッドカーの需要拡大に伴い、自動車業界経験者が脚光を浴びています。

ただ、スカウトの中には、大多数の登録者に向けて一括送信するDM的なものも含まれているため、自分の目で内容を吟味し、どのスカウトに返信するか、取捨選択することが求められます。

スカウトを活用するとはいえ、やはり最終的には自分の判断が第一。「自己応募しなくても、スカウトでカンタンに転職♪」という甘い考えでは、DM的なスカウトに惑わされるばかりです。あくまで、自己応募と並行して活用する、というスタンスで上手に活用しましょう。


関連するおすすめ記事

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です。

*

*




*