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3-2.履歴書の書き方

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自分の歴史を語る履歴書
「キャリアと個性」を最大限に表現するには?

履歴書は自分の半生を書類で表現したもの。おろそかに扱えば、採用担当者に「自分の半生はつまらないものです」と宣言してしまうようなものだ。しかし具体的に、どのようにすれば、自分の半生をより良く見せることができるのだろうか?

近年、パソコンで入力するタイプの履歴書もあるが、企業側がそれを指定していない限り、手書きが無難だ。
市販の履歴書にはさまざまなフォーマットのものが出ているので、長所を最大限にアピールできる内容のものを選ぶ。どの履歴書を使うか決めたら、書きやすく、文字かすれの少ない黒のボールペンで、誤字のないように丁寧な文字で書き込もう。できれば一度下書きして、それを見本にしながら書いていくと、間違いや誤字脱字がおこりにくい。もし間違えた場合は、修正ペンで直そうとせず、潔く書き直そう。
書き上げたら、企業に送付する前にコピーをとっておく。それを面接の時に見直せば、矛盾した受け答えをしてしまい、焦ることがなくなる。
また、残念ながら内定とならなかった場合、履歴書が返送されてくる場合も多いが、新しく応募する企業には新たな履歴書を準備した方が無難だ。履歴書には日付けが入っているので、「使いまわしたな」とすぐわかってしまうからだ。

では具体的に、欄ごとの注意事項を見ていこう。
フォーマットにより詳細は違うが、どの履歴書にも入っているのは、個人の情報欄と、学歴・職歴欄、免許・資格欄、そして自己PR欄だ。
個人の情報欄には、氏名、生年月日と年齢、性別、現住所、電話番号、メールアドレスなどを記入する。このとき注意したいのは、現住所。省略せず、都道府県からきちんと書こう。そして、電話番号は連絡のつきやすいものを。電話がかかってきたときに出られなければ、チャンスを逃してしまうかもしれない。メールアドレスは個人のものを。仕事上のメールアドレスがあっても避けた方が無難だ。
学歴・職歴欄は、学歴と職歴に分けて記入する。まずは学歴から、最上欄の真ん中に、「学歴」と書き、その直下の欄から記入を始める。小学校の入学から記入する必要はない。義務教育が終わった中学の卒業か、高校の入学からで十分だ。必ず入学年月と、卒業年月を記入する。最終学歴を描き終ったら、一欄空けた次の欄の真ん中に、「職歴」と書き、そのすぐ下の欄から記入を始める。まずは新卒で入社した会社の名前、配属部署、どんな仕事を担当したかを書く。すでに退職しているなら、退社日の記入が必要だが、「一身上の理由により」で構わないので、退職理由も併せて書いておいた方が良い。
免許・資格欄は、運転免許やTOEICなどのほかは、ずらずらと並べるよりも、新しい職場でアピールできるものを選んで記入しよう。
自己PR欄については次項で詳述する。


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