転職を成功させる

転職のホンネを探る 天職ぱんだ

転職にまつわるホンネと現実(建前)を探ります。大手の転職支援サイトではタブーとされたアンケート調査やホンネと建前を比べた転職ノウハウ集などを公開。ホンネを知るとあなたの転職力がグッと高くなる?!

7.受かる志望動機の書き方とは?

お目当ての会社が決まったら、いよいよ履歴書を書きましょう。履歴書は基本的に手書きです。最近ではパソコンで作ってプリントアウトのほうが良いという方もチラホラ出てきましたが、手書きのほうが無難でしょう。
さて、いざ履歴書を書く段階になって、志望動機で悩み込んでしまうという方はいませんか?
「仕事にはあまり興味がないけど、給料がいいから」
「転職サイトで検索していたら、たまたま上位に上がってきたから。なんとなく……」
なんて思っている人は、なかなか筆が進みませんよね。
それに、求職中はいくつもの会社を受験しますから、「いちいち一社ずつ考えていられない!」と面倒に思ってしまう人もいるのではないでしょうか?

とは言え、人事担当者が一番聞きたいのは、「なぜ他社ではなく、当社なのか?」というところ。自分自身に置き換えて考えれば、よくわかるはずです。
例えば異性から告白された場合、「他の誰でも良かったけど、なんとなく……」という相手に対してあなたは好感を持てますか? たぶん、答えは「No!」でしょう。これは、人事担当者も同じこと。「御社だからこそ!」という熱い思いがなければ、優秀なキャリアがあっても採用には至りません。企業の特性を掴み、その上で自らの独自性をアピールするよう心がけましょう。

① 企業の特性をしっかりチェック!
具体的な事業内容、雇用形態、経営理念など、企業の特性をしっかり把握。その上で、「○○な点に興味を持ちました」「□□に感銘を受けました」と熱意を伝え、「私は御社の良いところを理解しています」ということを伝えます。

② 自身の持ち味を明記します。
これまでの経験談を踏まえて、自身の強み、得意とすることをアピールします。履歴書には「自己PR」という項目もありますから、「志望動機」「自己PR」の関連性にはしっかり配慮しましょう。

③ ①と②を結び付けましょう。
上記の①②を踏まえた上で「入社後、挑戦してみたいこと」「この企業だからこそできること」を表記。人事担当者に将来ビジョンを伝え、「御社だからこそ!」という姿勢を印象付けましょう。

④ 最後に、入社後自身が貢献、実現できることをまとめます。
「私が御社に入ったらこんなことで役立ちます」というように、あなたを採用することにより生まれる企業側のメリットをまとめます。
可能であれば、周囲の人に一度読んでもらい感想を聞かせてもらうと、より説得力のある文章になるでしょう。

「履歴書は人事担当者へのラブレター」という言葉もあります。「もし自分が面接官だったらどんな印象を受けだろうか?」と、逆の立場に立って考えてみると、自ずと手抜きはできなくなるはずです。面倒くさがらず、一語一句しっかり心を込めて記入しましょう。


関連するおすすめ記事

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です。

*

*




*