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8割の転職経験者が入社後にギャップを感じたと回答

「エン転職コンサルタント」ユーザーアンケート集計結果

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する人材紹介会社集合サイト『エン転職コンサルタント』上で、30歳以上のユーザー1,824名を対象に「転職後のギャップ」についてアンケート調査を行いました。以下、概要をご報告します。
■調査結果概要

30歳以上の転職経験者で、聞いていた情報と転職先企業の実態が違うと感じたことがある方は8割以上にのぼることが分かりました。ギャップには良いものと悪いものの両面がありますが、特に悪い意味でのギャップを感じている方が多く、「風土・社風」「昇給制度」「教育体制」が思っていたよりも悪かった点のトップ3に挙がりました。具体的に事前情報と異なる実態を伺ったところ、入社前の約束が反故にされたり、社風があまりにも悪かったりしたため、ブラック企業だと感じた方も少なくないようです。悪いギャップを感じるポイントは、人の価値観によってさまざまなため、もっとも多くの方が「情報収集不足」がギャップの原因だと考えていました。人生のターニングポイントとなる転職で想像と違うと後悔しないためには、自身が納得できるまで「入社後の具体的な仕事内容」「実際に働いている社員の声」を聞き、「インターネットのクチコミ」も活用して、可能な限り多くの生の情報を集めて判断することが重要と言えそうです。

■調査結果詳細

1:82%の転職経験者が転職後のギャップを経験。

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これまでに転職経験はありますか?

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転職経験のある方に質問です。 転職前に聞いていた企業の評判や求人内容と、転職後の実態に相違がありましたか?(複数回答可)

 

30歳以上の転職希望者に「これまでに転職経験はありますか」と質問をしたところ、90%の方が「ある」と回答しました。そこで、転職経験者の方に「転職前に聞いていた企業の評判や求人内容と、転職後の実態に相違がありましたか」と伺うと、82%と大多数の方が「ある」と答え、ほとんどの転職経験者が入社後に聞いていた話と違うと感じていたことが分かりました。そこで、「入社後に感じた相違点は、結果的に次の転職動機に繋がりましたか」と伺うと、75%の方が「はい」と回答。転職前と入社後で、イメージの相違や条件面の齟齬があると再転職に繋がりやすく、働き手・企業の双方に損失が生じていると言えそうです。

 

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転職経験のある方に質問です。 入社後に感じた相違点は、結果的に次の転職動機に繋がりましたか?(複数回答可)
2:転職後の悪いギャップ、トップ3は「風土・社風」「昇給制度」「教育体制」。

転職後に感じたギャップを良かった点と悪かった点の両面で伺いました。悪かった点のトップ3は「風土・社風が悪かった」(42%)、「昇給しにくい」(38%)、「教育体制が整備されていなかった」(36%)という結果に。良かった点のトップ3は「特になし」(28%)、「中途入社者が多かった」(21%)、「経験できる仕事が増えた」(21%)となりました。複数項目選択可能にしたこの質問に対して、悪い点は平均2.5項目、良い点は平均1.5項目選択されました。転職後に感じたギャップが次の転職に繋がりやすいことからも分かるように、ギャップは良い点よりも悪い点を感じた方が多いことが分かります。

悪かった点の年代別特徴をご紹介します。年齢が上がるごとにポイントが上がるのは、「風土・社風が悪かった」(30代:36%、40代:43%、50代:45%)、「裁量の幅が狭かった」(30代:17%、40代:24%、50代:25%)という項目で、反対に年齢が上がるごとにポイントが下がる項目は、「昇給しにくい」(30代:43%、40代:37%、50代:36%)、「教育体制が整備されていなかった」(30代:41%、40代:36%、50代:33%)など待遇面への不満となりました。良かった点についても、年代別特徴が見られます。30代は「残業が減り、帰宅時間が早くなった」(30代:17%、40代:11%、50代:12%)、50代は「社長との距離が近かった」(30代・40代:14%、50代:20%)という項目のポイントがほかの年代よりも高くなりました。

「風土・社風」は、解釈によっては聞いていた情報通りではあるものの、思っていたものと乖離があると感じた方が多かったようです。たとえば、『堅実に見えた社風は、裏を返せば保守的な社風』『意見が言いやすい環境の意味は広く、ただの悪口を本人の目の前で自由に発言』『家庭的で和気あいあいとした職場は、要職を身内で固めたワンマン企業』などの意見が上がっています。年齢が高い方は、経営の意思決定の場面に立ち会うことも多く、派閥に象徴される社内政治による雰囲気や風通しの悪さを感じる機会が多いようです。風通しの悪さは「裁量の幅」につながる部分も多いため、年代が上がるごとにポイントも上昇したと言えます。

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転職後のギャップが「ある」と回答した方に質問です。 どういった相違がありましたか。悪かった点を教えてください。(複数回答可)

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転職後のギャップが「ある」と回答した方に質問です。 どういった相違がありましたか。良かった点を教えてください。(複数回答可)

転職後に感じた悪いギャップの具体的なコメントは、下記をご参照ください。

【風土・社風について】
●堅実に見えた社風は、裏を返せば保守的な社風であった。そのため、ベンチャーといいつつ
古い日本企業の風土とベンチャーの悪い風土が混ざった社風でした。(41歳、男性)
●社風自体は、グローバルなビジネス展開、働きやすい環境を掲げており、
実際にそういうシステムになっていたが、部門によってはとんでもない環境だった。
パワハラ、マタハラなど日常的で、ここはどこのブラック企業かと、錯覚した。(41歳、女性)
●「意見が言いやすい環境」「自由な社風」の意味は広いと感じた。
ただの悪口や噂話を本人の目の前で人格否定というところまで自由に発言。
いじめやパワハラと感じるだけだった。(42歳、女性)
●社内の連絡はメール中心。極端な部署では、会話自体をメールでやっていた。(48歳、男性)
●家庭的で和気あいあいとした職場と聞いていたが、実際は要職を身内で固めたワンマン企業。
何でもやらされ、ミスはすべて新人の責任になるので、なかなか人材が定着しなかった。(49歳、女性)
●社内政治がとても酷く2グループに分かれていて、新規社員でもどちらかにつかないと
仕事ができない状況(どちらについても仕事がし辛い状況)だった。(53歳、男性)

【昇給制度について】
●新卒と中途で差はないと謳っているが、成果を上げても評価が低いなど差がある。(30歳、男性)
●求人票には昇給ありと書いてあったが、それは社長と話し合ってOKが出たら…ということであって、
実質昇給なしだった。入社後、他の社員から知らされた。社長からは説明なし。(34歳、女性)
●評価と昇給の連動を謳っていて、評価がよかったため、
十分な昇給を期待したが、まったくかなわなかった。(36歳、男性)
●昇給昇格は随時あって飛躍的にあがると聞いたが、そんな実績はどこにもない。(38歳、女性)

【教育体制について】
●教育をする余裕もなく、とにかく見て覚えろと言われた。(36歳、男性)
●教育体制が整っていない上、上司の指示系統もなかったので現場は混乱していた。(37歳、男性)
●営業店舗を任されたが教育制度がなかったため、自分の判断でやらざるを得なかった。
その結果が伴わないことを責められても、改善策がわからず、勤務時間だけが長くなることに。(49歳、男性)

【裁量の幅について】
●社歴の長い人がとにかく偉そうで、自分のやり方考え方がすべて。
彼や彼女が1+3=4と思ったら、2+2、3+1のモノを持っていってもNG。聞く耳持たず。(42歳、男性)
●裁量権がほとんどなく、何をするにもトップレベルまでの承認が必要だった。(48歳、男性)
●裁量権やスピード感、さらに業務の流れに問題があるのが分かっていても
「以前からこうやってるから」というだけで変えようとはせず、とにかく無駄が多く役所的。(50歳、男性)
●新入社員からいる社員の派閥があり、その意見は社長まで優先的に届くが、
中途採用者は上位職であっても意見を伝える場自体が少ないか、聞いてもらえないことが多い。(54歳、男性)
3:ギャップが生じた原因は「入社前の情報収集不足」。足で稼ぐリアルな声がポイント。

「(転職後に)相違があった原因は何だったとお考えでしょうか」と質問をしたところ、第1位は「入社前の情報収集不足」(41%)、第2位は「急ぎの決断をした」(31%)、第3位は「妥協(せざるを得なかった)」(22%)となりました。年代別で大きな差異はなかったものの、30代のみ「印象だけで決定した」が27%で第3位となりました。

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転職後のギャップが「ある」と回答した方に質問です。 (転職後に)相違があった原因は何だったとお考えでしょうか?(複数回答可)

転職経験の有無に関わらず、「入社後に後悔しない為には、どうすれば良いと思いますか」と伺うと、第1位は「入社後の具体的な仕事内容を聞く」(41%)、第2位は「実際に働いている社員と話す機会を持つ」(39%)、第3位は「インターネットの口コミ情報を見る」(36%)という結果でした。転職経験の有無で結果を比べると、トップ3の順位に変動はありませんが、総じて転職経験がない方はより多くの項目を選択していることが分かります。特に転職経験なしの方のポイントが大きく上回ったのは、「今後の企業情報を調べる」(転職経験あり:27%、転職経験なし:36%)「企業のホームページをよく見る」(同:23%、同:35%)という一般に普及している情報の収集に関連する項目でした。転職経験がある方のポイントが上回ったのは、「同業者に話を聞く」(転職経験あり:33%、転職経験なし:27%)、「面接官にもっと質問をする」(同:30%、同:24%)という直接足で情報を取りに行く項目でした。「その他」を選んだ方からは、『大企業の場合、部門のカラーがある。こればっかりは入ってみないとわからない部分だった』『社内の人間関係は入社するまでわからない』などのコメントも上がりました。

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入社後に後悔しない為には、どうすれば良いと思いますか?(複数回答可)

【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「エン転職コンサルタント」利用者 1,824名
■調査期間:2014年10月1日~2014年10月30日

▼ハイクラスな求人が揃う!日本最大級のキャリア転職情報サイト
『エン転職コンサルタント』 http://consultant.en-japan.com/
人材紹介会社を利用して転職活動をしたい求職者と、全国の優良人材紹介会社を結ぶ、日本最大級のキャリア転職情報サイトです。各専門分野に精通する転職のプロ、約1500名のコンサルタントがサポートします。各コンサルタントの経験、実績、得意分野に関する情報に加え、ユーザーからの評価コメントまで公開。キャリアに応じた4つの専門サイトで転職をバックアップします。

◆エン・ジャパン株式会社について
社名 :エン・ジャパン株式会社
URL :http://corp.en-japan.com/


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コメント

  • 確かに、私が転職したときもギャップがありました。面接の時には定時は6時と聞かされていたのですが、実際は8時くらいでした。 また堅実経営で、毎年黒字と聞いてましたが、かなりの保守的な経営で、社員の意見はほぼ聞いてくれませんでした。2015.02.07 | 19:20 | おさー
  • 今回は30代以上の転職についてのアンケート結果でしたが、今の時代、20代の会社に入ったばかりの社員の方がよりよい条件を求めて転職をしようとするのではないかと思うので、そのデータがぜひ見たかったです。2015.02.07 | 19:22 | 後藤大迪
  • 私は10回程転職をしていますが、やはり求人情報は嘘ばかりでした。正直に書いてしまうと、正直人が集まらないのでしょうね…。入社させたもん勝ちのようなスタンスが、見てとれます。2015.02.07 | 19:25 | はまたろ
  • 転職でも新卒だとしても、ギャップはあるのが正直当たり前じゃないかと思う。 そこに文句を言うのか、上手く消化できるかが自分の仕事の評価につながるのでは。2015.02.07 | 19:27 | noshape
  • 社内の同僚には言えないが、やっぱりみんな思っている事は一緒なんだなと思った。 でも、自分好みの環境を作るのは自分が起業するしかないとも再認識した。2015.02.07 | 19:27 | showta777
  • あんまり驚かないかな。隣の芝生は青いというか。ギャップというと、いい意味と悪い意味とあるとおもうんだけど、悪い方ばかり挙がっている……。2015.02.07 | 19:35 | れん
  • 転職前に自分が納得行くまで正確な情報を聞いたり、集めることは限界があると思います。 でも、実際に働いている人(信用できるかも問題ですが)の話を聞くのが早道かなと感じました。 転職するのは、今の状態よりいいものを求めていくわけで、そのビジョンをしっかり持って 拙速に動いてはいけないと解りました。2015.02.07 | 19:45 | 西村明士
  • 自分が中途入社する前に、その会社が募集をかける「意味」をまず調べるべきです。業務拡張による増員なら良いのですが、欠員の補充の場合は前任者のよほどの都合かもしくはその会社に「居辛い」風土が存在する可能性があるからです。 中途入社は必ず何かしらの後悔は伴います。それを受け入れ何かしらの良い点を「見つけていく」事で意識は変えられると思います。2015.02.07 | 19:46 | おっさん
  • ギャップを感じるのは仕方がないかと。。。 個人によって情報の受け取り方が違うので、 良く見える人もいれば悪く見える人もいると思います。 情報収集をどれだけしても、乖離は発生すると思います。2015.02.07 | 19:58 | ますお
  • 転職する方っていうのは、そもそも自分のいた会社のあら探しをしてるだろうし、よく思ってなかったり、あと、新しく入る会社に希望を持っています。だから新しい会社に入っても希望に満ちるよりあら探しが先に進んでしまうのかも2015.02.07 | 19:59 | 長津 将人
  • パートも含めて何度か転職の経験があります。現在の勤務先は若い社員さんが多いことや、今まで経験したことのない社風のためか、職場の雰囲気にも馴染めずにいるので、このアンケートに共感するところが多々ありました。 自分自身、新卒で就職した企業で学んだことが良くも悪くもずっと自分の社会人としての基本になっていますし、転職者の場合は無意識に以前の職場と比べてしまうこともあると思います。入社前に聞いた話の内容を、それまでの経験に基づいた自分なりの解釈をしてしまって、説明する側との感覚とギャップが生じることもあるのでは、と思います。2015.02.07 | 20:01 | おばさん
  • 「入社前の約束が反故にされたり」するような会社は、取り引き先の会社や顧客に対しても同様のことをするでしょう。そのような会社はやがて信用を失って滅んでいきます。将来性のない会社で、倒産時に退職金どころか月給も貰えないかもしれません。早々に再々転職した方が良いと思います。2015.02.07 | 20:01 | 山司
  • 私も転職しましたが、入ってから面接の時と話が違う事がありました。もし次に転職する事になったら、面接の際にどのような会社か見極めようと思います。2015.02.07 | 20:02 | にゃんこ
  • どこの会社もそうだけれど、面接だけだとわからないことが多いから体験入社とかできたら違うんだろうなって思う・・・、まあ、そうは中々いかないのか会社というか社会というかそういうものなんだろうけど。でも今の時代これだけ転職を応援してくれるところがあるんだから、よっぽどのギャップがあるなら転職をさっさとしてしまうっていうのもアリだと思う。2015.02.07 | 20:09 | みっちー
  • 転職の際の情報収集がいかに大切かがわかる内容だった。転職といえば現職よりもよりよい就業環境になることが前提だと思っていたので、この調査結果には愕然としました。求人票などに記載されている内容を鵜呑みにすることや転職企業側から出される情報だけで判断することは危険で、自分から企業の情報を引き出す努力をすることがより良い転職活動に必要だとわかったので、自分自身の今後の転職活動に繋げたいと思った。2015.02.07 | 20:15 | kurorirorin
  • 転職の際の情報収集の大切さを痛感しました。自分はまだ転職の経験がありませんが、もし仮に転職することになった際はこの情報を生かしたいと考えています。2015.02.07 | 20:24 | T.K.N
  • 私はそこまでギャップはなかったけれど、入社前に一緒に働く人の仕事の仕方や社風なんかをなかなか実際に見ることが出来ないからギャップがないほうがラッキーなのかなと思う。2015.02.07 | 20:28 | askhbsk
  • 状況に流され納得のいかない転職をしてしまうとモチベーションが続かず、場合によっては早期離職にもつながってしまう。そのような事態を防ぐためにも、社内の労働環境について分からないことや気になっていることは遠慮なく志望先の人事担当者に聞いてみるなどして、自分から率先して情報を手に入れる努力をすることが大いに必要だと感じた。2015.02.07 | 20:28 | T.K.N
  • 本当にその通りだと思います。転職するだけでもなかなか難しいのに、会社を選ぼうと思っても、募集要項や、面接だけではよくわからないことだらけです。2015.02.07 | 20:32 | ぱおこじょん
  • この内容はとても納得がいきます。結局、転職するときには、企業の内容は、なかなかつかめないと思います。2015.02.07 | 20:34 | ぱおこじょん
  • 転職を失敗したと思ったとき、情報収集不足と考えるのは向上心を持っている人なら自然の流れになると思います。情報を集めれば集めるほど転職成功率は上がるかもしれませんが、実際は内部情報まで集めることは難しいです。あれ程度妥協ラインを考えて、転職した方がギャップの差を感じないのではないでしょうか。2015.02.07 | 21:27 | おかめとり

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