転職を成功させる

転職のホンネを探る 天職ぱんだ

転職にまつわるホンネと現実(建前)を探ります。大手の転職支援サイトではタブーとされたアンケート調査やホンネと建前を比べた転職ノウハウ集などを公開。ホンネを知るとあなたの転職力がグッと高くなる?!

9.案外おろそかにしていない?職務経歴書

面接時の提出物と言えば、履歴書と職務経歴書の2つが一般的です。
しかし、履歴書の志望動機、自己PRには時間をかけるわりに、職務経歴書は疎かにしているという人もいるはず。たしかに、わざわざ手書きする履歴書に対して、職務経歴書はパソコンでプリントアウトしたものを提出するため、ついつい「手間を省けるものなら省きたい」と、前回面接を受けた企業と同じものを提出してしまいがち。履歴書に比べ重要度が低いと思っている人がいるようです。

しかしながら、履歴書と職務経歴書はそれぞれ見られるポイントが違います。
例えば履歴書は、
○応募企業への思いはあるか?
○給与面での問題はないか?
○丁寧に書かれているか?

職務経歴書は
○これまでの経験から、企業側が求める能力を満たしているか?
○自身の特性を理解し、スキルを活かすためのビジョンを持っているか?
と、職務経歴書と履歴書にはそれぞれ役割があり、どちらも手を抜いていいわけがないのです。

ですから、履歴書同様、職務履歴書も書類審査の大切な資料として、面接官に「会いたい」と思わせることが大切。
○企業が求める人材である
○職務経歴や能力のレベルが求められる基準を満たしている
○会社に帰属意識を持って働ける人物である
○意欲・熱意を持っている
ということを伝えましょう。

また、上記のように「前回面接を受けた企業と同じものを提出してしまおう」とせずに、面接する企業に合わせた実績をPRすることも重要。目的に合った情報をピックアップし簡潔にまとめましょう。
ボリュームは、A4用紙1~2枚、多くても3枚程度がベター。就職情報サイトなどで職務経歴書の基本データをダウンロードできますから活用するとよいでしょう。

送る時も、最後まで注意を。
○送付する際は送付状を付ける
 ※送付状には、同封書類、希望職種を明記するとともに、アピールポイントを簡潔にまとめましょう。
○封筒には宛先を丁寧な字で明記

書類審査が突破できなければ、面接を受けることはできません。特に大手企業のように求職者が多い場合は、いかに面接官の心を掴むかがポイント。履歴書だけでなく職務経歴書もしっかりと準備し、納得のいくものを提出しましょう。


関連するおすすめ記事

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です。

*

*




*