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ブラック企業を確実に回避するためのタイプ別・対策マニュアルを公開

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株式会社マクロミルの発表によれば、興味のある企業やエントリーしている企業が掲示板サイトやSNSなどで“ブラック企業”と書かれていた場合の対 策方法について、複数回答式アンケートをとったところ、下表(・説明会や面接などで情報収集して自分で判断する 66.3%・自分が良い企業だと思えれば他人の評判は気にしない 28.3%・その企業から内定をもらってもぎりぎりまで他の企業を受ける 26.3%・その企業しか内定をもらえなかった場合は入社する 20.0%・掲示板サイトやSNSなどの情報は信用しない3.7%・あてはまるものはない 5.0%)の結果となった。

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しかし、どのような対策をとっても落とし穴はある。そこで、タイプ別の注意事項を探ってみた。

1.自分で情報収集して判断する、掲示板サイトなどの情報は信用しないと回答した人
求職情報や説明会、面接で悪い印象を与えるブラック企業は少ない。たとえば、本当に悪質なブラック企業が圧迫面接を実施するだろうか?むしろ離職率が高いからこそ、一人でも多くの社員を獲得しようと、努めて優良企業のふりをするものと考えるべきだ。
そこで、ブラック企業にありがちな求人情報・面接の内容をリサーチすると、三つの特徴があることがわかった。
・採用条件が甘すぎる
・年収○○円以上も可能といった、高給を期待させる文言
・面接で過度の残業があることなどについて「これが常識」と説き伏せる
言うまでもなく、ブラック企業は離職率が高いため、常に人手不足だ。どんな人材でも入社させればこちらのもの、酷使してやろうという意図が透けて見えるよう な、うますぎる求人情報は疑ってかかる方が良いだろう。「年収○○円以上可能」とは言え、0.001%の実現率でも「可能」と表現することはできる。
反対に、面接で悪い条件を飲み込むよう過度に説得してくる場合も、その企業の労働環境は相当悪いと覚悟せねばならないだろう。これに気をつければ万全というわけではないが、参考にしてほしい。

2.他人の評判は気にしないと回答した人
ブラック企業ほど、社員に隷従を強制しておいて、「やりがいがある」と思い込ませる手法に長けているもの。いわゆる企業による「洗脳」だ。一般に洗脳の手順は、隔離→人格破壊→刷込(教化)→報酬→安定化の流れで行われる。
ブラック企業による洗脳は、例えば人里離れた合宿所での新人研修という名の「隔離」、厳しすぎる指導や短すぎる就寝時間などによる「人格破壊」が行われる。 その上で社訓などを繰り返し叫ばせて「教化」し、研修中何らかの成果を出させて褒めることで「報酬」を得たと感じさせ、これを繰り返すことで企業への隷従 を「安定化」させるというプロセスが多いようだ。生贄たちはこれを繰り返すうち、知らず知らずのうちに企業の奴隷となってしまうわけだ。インターネット上 の噂をそのまま信じる必要はないが、これら洗脳を感じさせる情報があるようなら、注意した方がいい。

3.その企業から内定をもらってもぎりぎりまで他の企業を受けると回答した人
問題となるのは、内定した企業が実際にはブラックではなく優良であった場合、他の企業への就職活動が問題となり、内定取り消しとなることだ。
労 働基準法は一概に雇用者側有利な条項が多いが、採用内定通知や誓約書等に内定取消事由が記載されているときは、内定後の取り消しが可能とされている。つま り、採用内定通知に「他社への就職活動が明らかになった場合は内定を取り消す」と明記されていた場合、優良企業の内定を棒に振ってしまう可能性がある。も ちろん他にも内定取消事由があり得るので、くれぐれも抵触しないように、採用内定通知や誓約書は熟読しておこう。

4.エントリーしない、選考を辞退すると回答した人の注意事項
インターネット上の情報は無責任で一方的なデマも多く、それを信じて優良企業への入社のチャンスを逃してしまってはもったいない。悪い噂を信じる前に、情報 を精査してみた方が良い。それでは、信用度の高い情報とはどのようなものだろうか。まずは、内容が具体的であること。「○社は極悪で、最低な会社だ」とい う書き込みと、「○社はサービス残業時間が月平均50時間のブラック企業」という書き込みがあった場合、どちらの信憑性が高いかはいうまでもないだろう。 前者は客観性がなく、個人的な恨みを吐き出しているだけの可能性もある。もちろん後者タイプの情報にも注意は必要だ。この例で言えば、月平均50時間という数字はどこからはじき出されたのだろうか。もしその情報ソースがはっきりしない場合は、知人の人脈に従業者がいないか探して確認するなど、自分でもリサーチすればベターだろう。

5.他に内定をもらえなければ入社する、あてはまるものはないと回答した人
就 職浪人になるよりは、ブラックな可能性がある会社にでも入社して、社会人としての経験と実績を積む方が前向きだ。しかし、この回答からは、「極めて限られ た選択肢の中で、なるべくましなものを選ぶ」という後ろ向きさが感じられる。「自分はこんなことがしたいから、この会社に入るのだ!」という前向きな姿勢 がなければ、もしその企業が優良であったとしても、入社してからの昇進は望みづらい。
社会人になったあかつきには少しでもアグレッシブになれるよう、入社までのモラトリアム期間に修験体験にでも参加してはどうだろうか。

<ネタ元記事>
http://www.macromill.com/r_data/20140306shukatsu/

<参考記事>
http://aslinkwork.com/blog/detail/64
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB
http://yatmsu.tumblr.com/post/1098375132/5
http://matome.naver.jp/odai/2139428753316437901
http://www.kigyou-houmu.com/110/11004/


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