『転職.TV』を運営する株式会社メタフェイズが、関東圏に住む25歳~40歳の男女を対象にWeb・IT・ゲーム業界での人材紹介会社の利用度調査を実施。求人情報サイトから直接応募が32.9%、人材紹介会社利用が15.2%、どちらも利用が28.2%という結果。もっとも利用される人材紹介会社はリクルートエージェント(53.9%)で、利用の理由は求人数の多さ(42.3%)だった。 引用元:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000007627.html
祥:僕もそろそろ転職に向けて働きかけねば……。
マスター:この調査結果では、人材紹介会社を利用する人は、まだ一部のようですね。祥さんが転職するときは利用してみては?
祥:なんだかハードル高そうだなぁ。そもそも、人材紹介会社ってなんなんですか?
マスター:人材紹介会社にはキャリアコンサルタントが在籍していて、求人企業がどのような人材を求めているかを把握しています。その上で求職者の適正や経験を審査し、もっともふさわしい企業を紹介してくれるのです。祥さんの適正はどんな仕事にマッチするでしょうね?
祥:え~……でも費用がかかりそう。入会費はいくらですか?
マスター:無料の場合が多いようです。大手のリクルートエージェントやマイナビエージェントは無料ですよ。 祥:じゃあ、どうやって儲けを出すんです? マスター:求人をする企業側から報酬を受け取るようです。
祥:なにそれ?!むちゃくちゃ怪しいじゃないですか。ブラック企業に送り込もうとする罠なんじゃないですか?!
マスター:そんなことはありませんよ。企業にとって、求人コストはバカになりません。通常の求人広告でも、何十万という費用がかかりますし、人選には費用も人手も必要になるうえに、応募者の誰一人として求める人材に合致しない可能性もあります。それに、採用した人が職場に合っていなかった場合は、すぐに退職してしまうかもしれません。多少費用がかかっても、人材紹介会社に適任者を紹介してもらう方が合理的なのです。
祥:そうかぁ。なら使ってみようかなぁ……でも、調査結果をよく見ると、「ブラック企業の求人を減らして欲しい」っていう要望もありますよ。
マスター:ブラック企業の基準は人それぞれですから。月の残業時間が50時間を超える月が一度あっただけでもブラックだと感じる人はいるでしょうし。
祥:50時間ぐらいなら、それに残業代がでるならホワイトですよ。ピュアホワイトです!よし、人材紹介会社に登録するぞ!!!
マスター:もちろん、プロのキャリアコンサルタントさえ見抜けないほど巧妙にブラックさを隠す企業がある可能性も排除できませんが。
祥:やっぱり!!やっぱりどこに転職してもブラックなんだぁあああああああ!!
マスター:祥さん、とても疲れているのですね。悲観的になりすぎる必要はありませんが、「プロが選んでくれたのだから」と安心しすぎてしまわず、自分の目できちんと企業の体質などを見極めることも大切です。求人広告を自分の目で探しつつ、人材紹介会社も賢く利用してみてはいかがでしょう?
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