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13.マイナス要素を好転させる本音⇒建前変換法

面接時、必ずといっていいほど質問されるのが「転職の理由」。より良い職場へ転職するためにも、前職で何が合わなかったか、自身が何を求めて転職したかと伝えることは大切です。
とは言え、「給料が安い」「残業が多い」と本音をそのまま言ってしまっては愚痴に聞こえたり、逆に「順応できないあなた自身に落ち度がある」とマイナスイメージを持たれてしまったりする可能性も。ここは一つ賢くなって、本音⇒建前の変換によって、マイナス要素をプラス要素にうまく変換させましょう。

本音:社長のワンマン経営でついていけない!
いくら横暴な社長や上司であっても、「ワンマン」という表現はNG。なぜなら、面接は社長でなくとも人事部の上層部が担当するため、前職の職場のこととはいえ、同じような立場の人にこのようなことを言うと失礼なイメージを与えるからです。
このように言い換えてみては?
                               ↓
建前:前職では個人の裁量権が少なかったため、なかなかやりがいを感じることができませんでした。ですから、自分の責任で挑戦できる企業で働きたいと思い転職を決意しました。

続いて、
本音:社内の人間関係がサイアク! 「自分さえ良ければ……」と足の引っ張り合いが絶えない。
仕事は多かれ少なかれ周囲の人と協力しながら進めるもの。職場が変わり、メンバーが変わろうとも、コミュニケーションをとるという点は変わりません。ですから、前の職場での不仲発言は、「弊社に入社しても同じようにもめ事を起こすのでは?」との疑念を呼んでしまいます。
このように言い換えてみては?

建前:以前の職場ではノルマ重視のため、社員同士のライバル意識が強く、コミュニケーションが希薄でした。私は元々、チームで協力し、周囲とコミュニケーションを図ることで能力を発揮できるタイプですので、より自分に合った働き方をしたいと思い、転職に至りました。

最後に、
本音:仕事のノルマがきつすぎて、とにかく契約をとることに必死!の毎日に嫌気がさした。
こういった理由は営業マンに多いのでは? しかし、本音をそのまま言ったところで、あまり良い結果にはならないででしょう。
このように言い換えてみては?

建前:前の職場ではノルマ重視だったため、つい効率ばかりを先行させていました。しかし、自分自身の人との付き合い方を考えたところ、やはり一人ひとりのお客様との信頼関係を大切にしながら働きたいと思い、新たな職場で一歩を踏み出すことを決めました。

マイナス要素もうまく変換し、上手に表現しましょう。


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