金融業界およびコンサルティング業界に特化した転職支援サービスを手掛けるアンテロープキャリアコンサルティング株式会社が、2014年のプロフェッショナル人材の採用動向の総括、および2015年の転職マーケットの展望に関するレポートを発表。金融業界は各業種とも緩やかながら採用増加傾向で、コンサル業界は各社とも人材不足が顕著。
引用元:http://www.antelope.co.jp/about_us/press_show.cfm?press_id=93
金融業界およびコンサルティング業界とも、来年にかけて求人が増えそうですね。
ただし、どの年齢層でも、どんな実績を持つ人でも期待できるというわけではなさそうですが。
そうですね。「業界の若返り」を狙っての求人であれば、若手以外には関係がありません。ただ、投資銀行はシニア層まで増員している企業もあるとありますね。
金融業界全体が比較的好調な中で、セカンダリー……セカンダリー市場とは、発行済の株式や債券などの有価証券を取引する市場のことですが……などは、伸び悩んだようですしなぁ。
一言で「金融業界・金融コンサルティング業界」と言っても、細部を見れば、その業界ごとのニーズや特質が違っているということでしょう。
それにしてもこの業界、横文字が多い。私らの年代だと、ちんぷんかんぷんだという人も多いですよ。
アセットマネジメントとは、株式や債券などの金融資産管理を代行する会社ですね。老舗証券企業が手掛けている印象です。
コンサルティングファームとは、コンサルタントを主事業とする会社のことですが、これなぞ単に「コンサルタント会社」ではいかんのかと思います。
確かに。
PEファンドは、PEから集めた資金で投資を行う会社のことですが、えぇと、PEとはなんでしたかな。
Private Equity。未公開株のことです。PEファンドは、機関投資家や、年金基金・事業会社等の投資家から資金を集めているようですね。
まったくややこしい。
本当に。でも、言い方を変えれば、金融業界にも、さまざまな分野があり、それぞれに事業形態が違うということ。
やりがいも違えば、目指すところも違うということでしょう。
転職を考える人は、それぞれを理解し、自分にぴったりの事業形態は何か見極めたいですね。
幸い金融業界は景気回復のきざしがあるようですし。
はい。そういう時期だからこそ、じっくり考えたいところです。
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