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2.円満退職を実現する、上手な退職の進め方

見事、転職先が決定!! とは言え、前職への退職願いは、やはり言いにくいもの。伝えるのは『辞めます!』の一言ですが、お世話になった上司、気心知れた同僚のことを思うとなかなか切り出せなくて。できることなら「また明日、また明日……」と先延ばしにしておきたいところですよね。

しかしながら「退職」に関してはタイミングを逃したり、ヘタな方法をとったりすればいらぬ誤解を生んでしまうことも。いつ? 誰に? どのように? 伝えるかを明確にし、円満な退職を目指しましょう。

転職への最初の第一歩。退職の相談は身近な人から
“身近な人”といっても、「話しやすいから……」と先輩に話すのはNG。ヘタな伝わり方をすればトラブルの元になってしまいます。まずは直接の上司に「相談ごとが……」ともちかけ、退職の意思を伝えましょう。
その後、上司を通して社長、役員らに報告がなされ、そこで初めて退職が決定します。
ちなみに退職届は、会社側が退職を了承後、はじめて提出するもの。最初の相談の段階から上司に提出しても、「まだ社長らに相談してみないと、退職を認められるかわからない」などを理由に受け取ってもらえないケースがあります。
一般的には、退職を願い出るタイミングは退職日の1か月半から2か月前、と言われていますが、会社ごとに就労規則なるものがあるため、そちらの規則にのっとりゆとりをもって進めましょう。

本音はグッと抑えて! 退職理由の説明
退職の理由は、円満退職の明暗を分ける重要なポイント。いくら本当の事だとは言え「給料が安い」「福利厚生が気に要らない」などと本音を言ってしまっては、相手の気を悪くするだけです。ここは無難に個人的な理由にとどめておくべき。さらに、できることなら「新たな分野に挑戦をしたい」「スキルをさらに発揮したい」など、前向きな理由であれば周囲も納得して見送ってくれることでしょう。

待ちに待った!? 退職日の決定!
退職時期は、引継ぎなどをしっかり考慮した上で上司と相談して決定します。会社側の意向をしっかり組んで退職日を迎えることも円満退職の基本。「次の職場との兼ね合いが……」との一言は慎みましょう。
ちなみに、「有給休暇を消化してから辞めたい」「ボーナスをもらってから退職したい」という場合は、事前に会社の規定を調べて入念な計画を。各所に事前に相談し、気持ちよく退職日を迎えましょう。


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