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4-1.面接のイロハ

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緊張緩和と攻略法は、相手の手の内を読むべし。
面接官に何をアピールすべき?

面接を制するには、面接官が何を求めているか知らねばならない。面接のやりとりの中で面接官は何を見ているのだろうか。もちろん業種や職種によって違うが、基本的には、
・協調性があるか
・積極性があるか
・柔軟性があるか
・理論的か
・誠実な人柄か
などが見極められる。
それでは、どうアピールすればよいのだろうか。

(1)協調性
わかりやすいのが、集団面接の場。他の求職者が話しているときに、別の方向を見ていたり、自分が次に何と答えるかと考えることに必死でまったく聞いていなかったりすれば、面接官は「協調性のない人物」と見なすだろう。
単独の面接では、面接官の質問をきちんと理解した上で回答することが重要。当たり前のことのようだが、用意してきた答えを発言するのに頭がいっぱいで、面接官の言葉をちゃんと聞けていない人も多いものだ。しかし、それでは協調性があるとは思ってもらえないだろう。

(2)積極性
まずはやる気があることをアピールすることが重要。もし、自分の経歴に、ネガティブな要素がある場合は、それをどう克服したか、どのように前向きな捉え方をしてきたかをきちんと説明する。それによって、「ピンチをチャンスに変えられる人材」と印象づけることができるのだ。

(3)柔軟性
とっさの対応ができるかも重要なポイントだ。もし面接官が、一般的な質問しか投げてこなかった場合は、模範回答を丸暗記しただけでも十分に対応が可能だが、そんな面接は100に一つもないだろう。模範回答になかったことを聞かれ、あたふたしないためには、自分の考えをしっかり確立しておかねばならない。その準備は簡単ではないが、例えば模範回答を読み、「なぜこんな答え方をするのだろう」「自分ならこうアレンジできる」「なぜこうアレンジできると考えたかというと」と、掘り下げて考えるだけでも全く違うので、しっかり準備しておこう。

(4)論理性
物事を説明するのに、支離滅裂では、デキる人間と思ってもらえるはずがない。理論的な人間であると印象づけるには、まずは質問に対して単刀直入に、自分の考えを述べてしまおう。その上で、なぜそう考えるのか説明していけば、大きく話が逸脱する確率が低くなる。また、「その問題を考えるポイントは、3つあると思います」と、言い切ってしまっても良い。3つというのは適当な数字のように思われるかもしれないが、どんなものでも、3つ程度のポイントならひねりだせるものだから、話しながら考え出すことも可能だ。最初に「3つ」と言えば、「頭が整理されているのだな」と印象づけられるに違いない。

(5)誠実さ
誠実さをアピールするには、とにかく正直に答えるに尽きる。知ったかぶりをしたり、大風呂敷を広げたりせず、客観的に自分を見つめ、素直な言葉で表現しよう。答えづらい質問をされた場合も、「それについては答えづらいのですが……」と前置きし、答えられる範囲で答えれば、「正直な人間だな」と思ってもらえるだろう。


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